第1部　講演　＜講師：不動産オーナー　児玉伸枝様＞

「私が6年で年収1,000万を築くことができた理由」それは、亡夫の命と引き替えに得た生命保険金という「種銭」を、自分の「公務員」という属性を使って増やしたから…。
　お金より、命が、家族が大切なのは当たり前。でも、私たちは命を大切にするあまりに、愛する家族を守るために必ず必要となるお金や資産について、命より軽く考えてはいないでしょうか。どんなに多額の現金でも、増やそうとしなければ徐々に減っていってしまいます。命の次に大切な資産を守り、増やし、自らの命よりも大切な家族を守るにはどうすれば良いのか。その方法の一つが「不動産投資」です。
　「父親がいないことを理由に、娘の人生における『選択の自由』を奪ってはいけない…。」私は、愛する娘の「選択の自由」を守るために、夫の死後も夫婦二人三脚で資産を築き収入を増やしてきました。夫の死を受け入れ、乗り越えるのに10年。年収1,000万を築くのに、さらに6年を費やしました。
　本セミナーでは、6年間で年収1,000万を築くまでに、私がお金や資産についてどのように考え、行動し、経済的自由を獲得するまでに至ったかをお伝えします。運命という無慈悲なディーラーによって、人それぞれ配られた「カード」は異なります。人生という「ゲーム」に勝つために、手にした「カード」でどのように戦っていけば良いのか、必勝法の一つをお伝えできたら、と思います。

講師紹介

◆不動産オーナー　児玉伸枝様
名古屋市立小学校　特別支援学級　教諭
1969年愛知県豊橋市生まれ
　愛知県内の教育大学卒業後、新城市立の小学校に勤務。結婚を機に名古屋市立学校の教員採用試験を再受験し、名古屋市立学校に勤務するようになる。
　結婚して3年後、名古屋市立学校教諭だった夫が急性心筋梗塞により急死。妊娠8ヶ月だった。夫の死後、豊橋市の実家へ身を寄せ、長女出産。1年後仕事に復帰、豊橋から名古屋まで片道2時間弱の通勤を続け、現在に至る。
　首都圏中心にワンルームマンション11戸、名古屋市内に戸建て1件所有。長女を社会人になるまで育てあげること、アパートローンを完済することを最大の目標にしている。
　特技は時間とお金をひねり出すこと。本業や子育ての合間、長時間に及ぶ通勤時間などのわずかな「隙間時間」を活用して、不動産投資の勉強に勤しむ。また、「戦を始めてから武器をかき集める」が如く、しばしば物件購入を決めてから資金集めに奔走、6年間に渡り毎年こつこつ物件を買い進める。時間とお金の不足をできない言い訳にしない、がモットー。

第2部　講演　＜講師：不動産コンサルタント　中元崇＞

　具体的に不動産投資を進める前に「学ぶ」ことは非常に大切です。ただ、気を付けなければならないのは、他人の成功体験を導いたその「戦術」が、必ずしも正しく、かつ自分にも当てはまるとは限らないということです。むしろ、当てはまらないことの方が圧倒的だと思った方がいいと思います。それよりもむしろ、不動産投資に対する「考え方」を先に学ぶことのほうが重要です。それらを1部で把握して頂いた後、第2部では、投資家ごとに異なる資産背景や勤務先などの「個人属性」を活用して、皆様それぞれ、どのような不動産投資が「できる」のかを知って頂きたいと思います。仮に、取得した不動産から年間100万円の家賃収入が今すぐ欲しいと思ったとすると、全額現金購入する場合を除き、用意できる自己資金の多寡によって必要な資金調達の手法や額というものが異なってきます。現実的には、不動産投資に対して積極的な金融機関をいかに探せるか、そこから自分は本当に資金調達できるのか、調達可能だとすれば一体いくら調達できるのかが問題になってくるわけです。それらのポイントによって現実に取得「できる」物件の選択肢が決まってくるからです。つまり「やりたい」不動産投資と、実際に「できる」不動産投資とは異なるので、まず金融機関の融資条件を把握し、何が「できる」のかを知ることが不動産投資では大切になってきます。そして「できる」ことを積み重ねて、どのようにして目標とするゴール（収益）まで辿り着かせるのか、その仕組みづくりを知って頂きたいと思います。

講師紹介

◆株式会社シー・エフ・ネッツ
　 アセットマネジメント事業部
　 不動産コンサルタント　中元崇CPM/CCIM

◆保有資格
CCIM（米国認定商業不動産投資顧問資格）
CPM（米国公認不動産経営管理士）
CFP（上級ファイナンシャルプランナ−）
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
（資産設計提案業務）
公認不動産コンサルティングマスター
相続アドバイザー
（NPO法人相続アドバイザ−協議会）
マンション管理士
宅地建物取引主任者