私は不動産業の知識も経験もゼロの状態で、宅地建物取引士の資格試験へ挑戦しました。そもそも、何故挑戦したのか…そこからですが、『今の自分を変えたかったから』という何とも単純な理由です。10代20代と自分のために生きてきました。芝居を通じて人との関わりや豊かに生きるとはどういうことかということを学んできたつもりです。そして子供が生まれ、30代を母として全力で費やしていこうと思いました。
それから子供が少しずつ大きくなり、小さくても多くのことに挑戦をする姿を見ていて、私には何を教えられるだろうと考えるようになり、私も何かに挑戦をして今ある自分を変えたいと強く思いました。そして、受講をするだけで取得できるものではなく試験によって合否分かれるものに挑戦したいと感じ、父が取得している宅地建物取引士に挑みました。先述の通り不動産の知識経験ゼロの私が、家事育児アルバイトの生活の中で勉強をするには非常に困難でスピードが遅かったです。
しかし、1つ1つ進んでいくうちに不動産を扱う仕事に実際に携わりたいという思いが生まれてきました。諦めずに進んだ結果、宅地建物取引士の試験には一発で合格。父の紹介で入社させて頂きました。
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