日本で初めての不動産コンサルタント会社ＣＦネッツを創業し、その後20社を超える起業に携わり、複数の事業再生案件も成功させてきた実業家が「普通の人」が億万長者になれる手法を直伝する。

価格：1,980円（税込）

好評の「ポーチとピース‐とうしにかんがえるえほん」の続編「ポーチとピース2」をテキストにしたボードゲームです。2-4人用で 遊戯時間50分 対象年齢8歳以上向けです。今を生きる人たちに必要不可欠な「お金」のこと。その「お金」を自分で守って生きていくことを8歳くらいのお子様からかわいい絵柄のゲームと絵本で遊びながら自然に学んでいけます。

おとなになると投資の話をよく聞きます。生きていくうえで、お金が必要なので、働いたりしています。

でも、投資の話やお金に関する勉強を、学校で教わったでしょうか? 働いてからも会社は教えてくれたでしょうか?
ふつうはだれでも教えてくれないものです。でも、自由に生きたり、人生を楽しくするにはとっても大事なことです。
このボードゲームと絵本には「お金」や「投資」は出てきませんが。しかし多くのヒントでわかるようになっています。
「お金ってなんだろう?」「投資ってなんだろう?」 この絵本とボードゲームで楽しく遊びながら、「投資」の基礎や「お金」の考え方を子どもと一緒に身につけましょう!

価格：7,700円（税込）

「教科書」をうたった不動産投資本が多いなか、 これこそ不動産投資の新定番登場!!
実際の取引の最前線で使用している実践ノウハウ 裏ワザを初公開!!
自身でも投資実績をもつコンサルタントと税理士が徹底した投資分析と成功事例をロジカルに詳説!

価格：1,760円（税込）

「おかね」って、なんだろう。「とうし」ってなんだろう。この本は「おかねもちピース」と「びんぼうポーチ」そして、そのかぞくや森のおともだちがでてきます。みんな、おなじ森で、いっしょにくらしているのですが、どうもピースくんと、そのかぞくだけがちがったようです。「なんでだろう」。こたえは、ひとつだけではありません。この本には「おかね」や「とうし」はでてきませんが、おおきな「ヒント」で、わかるようになっています。

なんどもよんで、みんなでそうだんしてみてください(「作者よりメッセージ」から)。グループ企業十数社を率いる現役の実業家・不動産経営コンサルタント・不動産投資家が「とうし」について子供と一緒に考える絵本を提供します。

購入特典:プロが読む!Youtubeでみる「読み聞かせ動画」& 著者による「親子で学べる!お金に困らない人生設計」の動画を全員にプレゼント!

価格：1,430円（税込）

取引最前線にいるコンサルタントが投資理論・投資分析・資金調達・市場分析までのノウハウを初公開!!入門から資産形成まで不動産投資のすべてが凝縮された一冊!!

価格：1,650円（税込）

不動産管理会社に所属する現場責任者や、社内弁護士が教える、不動産賃貸トラブル処理と入居審査のノウハウ・テクニックを初公開!!大家さん、不動産投資家必見の一冊!!

価格：1,650円（税込）

子育てから会社経営、事業継承まで。老若男女すべてが楽しめるエッセイ
転落から一転、不動産業界で活躍。不動産投資家であり、20社を超える起業・経営に携わる現役の実業家が、自らの赤裸々な体験から明かす教訓。あなたの人生を楽しく変える一冊!

価格：1,650円（税込）

来る2022年、指定から30年の時を経て、都市部の大量な農地(生産緑地)が優良宅地に生まれ変わろうとしている。するとどうなるか……
自らも不動産投資家である著者が知見の全てを注ぎ込んで語る未来予想図！

本書は、2022年問題だけにとどまらず、さらなる問題点をも指摘しております。本書を通して事実を認識していただき、自らの資産について見直しを検討していただきたいと思います。土地有効活用などについても、今後の宅地供給量を踏まえた上で、あまり居住系に偏らないなどの柔軟な考えを持っていただければ幸いです。2022年問題は、一部の生産緑地の農家だけの問題ではなく、日本の国土全体に影響をもたらす問題です。現状の日本社会の二極化を、さらに加速させることにも繋がる問題ととらえていただきたい。「転ばぬ先の杖」という言葉がありますが、この問題については、もう間もなく起こりうる現実の話です。読者の方々には、本書をお読みになって認識された現実を基に、個人・法人を問わずさまざまな方針決定の一助となれば幸いです。

===目次より===
第1章　「『生産緑地』解除の悲劇」
第2章　「建物の価値ってなんだ？」-今後の土地活用に対する提言
第3章　「テナント物件投資」-賃貸住宅だけにこだわらない不動産活用術

価格：1,650円（税込）

本書は、健康、シニアライフ、介護など幅広い知識をもつ人気フリーアナウンサー生島ヒロシ氏と、相続、不動産投資専門のコンサルタント倉橋隆行がタッグを組み、「相続」で起こり得るトラブルを6つのストーリーで展開！マンガと図解によって、事前に準備しておくべき対策をわかりやすく紹介します！

===目次より===
第1章　「最後の姉弟げんか」-法定相続分
第2章　「相続する土地に借地権がついていた」-底地の相続税の圧縮
第3章　「あこがれの大家さん」-正しい不動産運用
第4章　「母子のきずな」-生前贈与
第5章　「相続対策は多角的に」-都心小規模宅地の運用・法人化
第6章　不動産ミステリー　権利者あべこべ事件-権利の移転

価格：1,650円（税込）

不動産コンサルタント会社の社長が、これから初めての不動産投資に興味がある人へ贈る一冊。
CCIM（認定商業不動産投資顧問）CPM（公認不動産経営管理士）など不動産に係る10の資格を持つ木内哲也が、わかりやすさを重点に不動産投資を進めていくうえで最低限気を付けなければならないこと、営業マンの見極め方、より良い情報を習得するためのノウハウなど資産形成に長年携わってきた経験をもとに、これからどのように不動産投資を進めていくかをパートナー目線でサポート。
監修は多数の著書、テレビやラジオに出演している当社会長の倉橋 隆行。業界の方にも納得がいただける興味深い著書となっております。
興味があるけれど、計算式や理論、数字の羅列に嫌になってしまった。難しそうでよくわからない。本書は、いままで難しそうなイメージで不動産投資に躊躇していた人をターゲットに絞った入門書です。まんがを使って専門的なこともわかりやすく伝えています。

===本書の構成===
第1編　不動産投資とは
第2編　現在の不動産市場
第3編　何から始める不動産
第4編　金融機関の移り変わり
第5編　今できる不動産投資
第6編　金融機関選びのポイント
第7編　不動産会社選びのポイント

価格：1,650円（税込）

「賃貸管理」という業務が徐々に定着し始めた1993年、著者である倉橋隆行が初めて手掛けた書籍「賃貸住宅仲介・管理の戦略・戦術と業務マニュアル」(環境企画)が発売されました。当時は、まだ賃貸管理業務が体系化されていなかった時代、契約書類や業務フローも各不動産会社独自の方法にゆだねられ、業界として統一されていませんでした。そんな問題を感じ、著者自身、手探りで様々な研究を行いながら、前述のマニュアルを完成。その後も3冊の業界向けマニュアル本を出版した事で、「賃貸管理業界」の書式が整備され、不動産業界の体系化が進みました。その後、数々の著書や講演活動を通じ、プロパティマネジメントのエキスパートとして活躍してきました。「金持ち父さん貧乏父さん」発売前に「アッと驚く　不動産投資」(住宅新報社)を出版、不動産投資の世界でもカリスマ的な存在となっています。
著者が歩んできた過去の体験的な実践ノウハウは、評論家や経営コンサルタントなどの著書とは違い、本質的なビジネスチャンスのアイデアを得る事ができます。不動産＆建設、リフォーム関連の事業者には必見の著書であると同時に、ユーザー側が読んでも興味深い著書となっています。

価格：1,650円（税込）

実は、世の中、利口な人はいない。多分、本書を手に取った人にも共感される事実だと思う。私自身も率直に言って、馬鹿だと思うことが多いし、反省することも多い。しかしながら自覚する｢馬鹿な人｣は成長するが、自覚のない「馬鹿な人」は成長しない。逆に自らを利口だと思っている人に限って、取り返しがつかない｢馬鹿な人｣だったりするものである。本書では直接的、間接的に馬鹿な人が登場する。私自身は建築、不動産の業界にいるから業界内の馬鹿な部分も披露しているが、多分、どの業界も同様な馬鹿げた部分があるから参考になると思う。それがどの部分ということではなく、本書を何となく読者が理解できれば、きっと馬鹿なまねはせずに済むから薬になる、という本である。(本文より引用)

現在、CFネッツグループ企業8社のCEO倉橋隆行が、どのようにして幼少〜青年期を過ごし、どのように考えて生きてきたか。現代社会の矛盾に疑問をもち、学生時代に起業して挫折を味わいながらも決して他のせいにすることもなく、仕事の環境が変わっても、サラリーマン時代にも、ずっと仕事に打ち込むことで解決してきた人生観が、自らを成長させてきた。そこで出会った人達から学び、振り返ってみる人生観の中に、馬鹿から学ぶ成功哲学があった。いや馬鹿な人ほど成功する哲学を学びとった。この度の講演ではその成功哲学と世の中の矛盾など気にせず、既成概念にとらわれた馬鹿げた評価など気にすることなく、正々堂々と生き抜く知恵を解説します。

価格：1,650円（税込）

相続は他人事ではない。正しい知識がないと、思わぬところで損をする。「親が残した土地がある」「変額保険をどうするか」……。相続問題を数多く解決してきた著者が、豊富な事例をもとに具体的な対処法や遺言書の書き方を指南する。半世紀ぶりの増税となる相続税改正についても、計算式を交えて詳しく解説。早めの準備で、「争族」を避けよう！

「相続は関係ない」と思っている人のためのQ&A

第一章　相続、基本の基本
　　1.相続とは何か
　　2.税制改正で相続税はこう変わる
第二章　相続税のしくみを知る
　　1.相続税は負債
　　2.相続税の計算方法
　　3.土地相続の基礎知識
第三章　賢い相続対策
　　1.相続との正しい付き合い方
　　2.相続の問題点
第四章　相続製を抑える実践策
　　1.遺産総額を「減額」する
　　2.債務控除を有効に活用
　　3.基礎控除を増やす
第五章　多角的に考える相続対策
　　1.納税資金の確保
　　2.もめないための相続人間の意見調整
　　3.保有資産の権利調整
　　4.相続対策の落とし穴
　　5.資産家は知識武装を

価格：814円（税込）

本書は、実務に精通したコンサルタントが、現状の投資事情、ファイナンス、そして物件選定などを事実に基づいた不動産投資の実際の現場を解説して、読者に役立つ不動産投資の指南書とさせていただきました。

第1章　不動産投資市況と投資実例
PART �T　現場の不動産コンサルタントが扱う、投資対象エリアと利回りの推移
PART �U　取引事例から、金融機関と物件の相性を知る

第2章　金融機関の推移とファイナンス（融資）の傾向
PART �T　金融機関の推移/区分所有マンションと1棟もの
PART �U　最新の融資条件と傾向
PART �V　ローンを組むには

第3章　不動産投資指標の基礎
PART �T　収支の内訳
PART �U　投資指標
PART �V　融資についてのよくある質問

第4章　本音で語る、物件選定のコツとツボ
PART �T　販売図面、現地、契約前の確認ポイント
PART �U　全国の不動産投資事例と東京を比べる
PART �V　意外と知られていない豆知識

価格：1,760円（税込）

多くの人が、お金の失敗に気が付かない。ライフプランの「盲点」は、こんなにあります。
何気なく作るクレジットカード、すすめられるがままに入る生命保険、
憧れの新築一戸建てマイホーム、お小遣い稼ぎの副業、
現実味がなく先送りしている介護問題・・・・・。
普通だと思っていたそれぞれのことに「落とし穴」が隠されている。
人生の三大資金、「住」「教育」「介護」のエキスパート、
不動産コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、
ケアマネジャーが、効果的な資金計画を披露。
勝ち組のライフマネープラン、ここにあり。

20代　早いうちから資産形成できる環境を作ろう
30代　生活レベルを上げず、収入を上げるしくみをつくる
40代　新しいことをせずに、今ある資産をうまく運用する時期
50代　家族関係を見直し、相続、介護をマネジメントする
60代　子どもや年金に頼らずに生きる

価格：814円（税込）

普通の人でも確実に資産を増やせる不動産投資。5億の資産を築いた著者が、成功する「堅実なステップ」を紹介する。ローンの損得勘定や、物件の価値を数値化して判断するワザも披露。投資家としての確かな目が養える一冊。

基礎知識編　成功する不動産投資のメカニズム
・POINT1　ローンを組んで住宅を購入する
・POINT2　不動産投資を数字で判断する
・POINT3　収益に集中して生活する　〜不動産投資成功の7ヵ条〜

実践編　不動産をライフプランに組み込む
・初級　自宅購入からスタート、投資物件購入まで
・中級　不動産投資物件を増やす
・上級　不動産投資で安定収入を得る

価格：814円（税込）

間違っている可能性のある独自の理論を信じて投資をしますか？それとも、バブル崩壊後にも損失を被らず成長を続けた投資ノウハウで投資をしますか？

第1章　不動産投資をはじめるまで
第2章　不動産投資の基礎知識
第3章　投資の実際−キャッシュフローとバランスシート
第4章　不動産投資とライフプラン
第5章　専門家のリスク回避法

価格：1,650円（税込）

共働きで５年間に１４戸、住宅ローンを活用しての第一歩、２９歳でワンルームマンション３戸まとめ買い、会社を辞めるために投資・・・サラリーマン大家さんの成功例を一挙公開！
【目次】
第１章　買えるのに買えない人
第２章　ここが物件選びのポイント
第３章　ローン突破
第４章　物件の運営・管理のしかた
第５章　パートナーの選び方は？
・・・他

価格：1,650円（税込）

サラリーマン・ＯＬでも「プチお金持ち」になれる不動産投資術

不動産投資のプロのコンサルタントが実例に基づいたサクセス･ストーリーを総演出！成功へのテクニックを大公開！

第１部　不動産の第一歩は自宅購入から・・・大家さんになりたい！　〜他
第２部　投資用不動産の賢い探し方・・・ファミリータイプよりワンルーム　〜他
第３部　プチお金持ちへの最終段階・・・セミナー仲間、全員大家さんに　〜他

本書は顧客ニーズの変化の中で、不動産業はどのようなビジネスモデルを構築してゆけばよいのか。地域中小不動産会社と賃貸管理、中小不動産会社の人材戦略・最新経営術、コンサルティングの効果と手法などについて解説しています。

不動産業者、管理会社の方、必見！住宅・不動産実務ブックです。
　　第１章　　地域中小不動産会社と賃貸管理
第２章　　賃貸管理の立ち上げかた
第３章　　中小不動産会社の人材戦略
第４章　　中小不動産会社の最新経営術
第５章　　コンサルティングの効果と手法

「不動産投資とはどのように行うのか、何から始めればよいのか。」
ワンルーム投資は不動産投資のなかでも、必要とする自己資金が少なくスタートできるため、初心者の方にお薦めできる手法の一つとして定着しています。このワンルーム投資についてシー・エフ・ネッツの若手ナンバーワン講師「中元　崇」が初心者にもわかりやすいように小冊子にまとめました。スタートの仕方から、物件の選定、購入方法、そして購入後の管理について学ぶことができます。

「相続」という、ある意味、人生の節目を狙った犯罪は、多額な相続税の支払いの弱点を狙って、甘い言葉と共に、攻めてくる。
相続税の支払期限は、相続発生時点から10ヶ月。
相続人の多額な金銭的負担と、時間的期限の焦り。
これらの心理を巧みに操り、いかにもメリットのありそうな話を持ちかけてくる・・・
本書は、私が取り扱った複数の事件で、概ね、同一と思える手口で騙された取り込み詐欺の実話である。 本書が、今後、少しでも多くの被害者、あるいは被害者候補の方たちを救う「助言」になれば幸いである。

本書は著者自信が体験してきた住宅購入から不動産投資、とくに初心者向けにリスクが少なく安定した利回りを期待できる居住用不動産の投資術を伝授し、キャッシュフロー、つまりお金についての正しい知識を解説致します。

　　第１章　　まず、居住用不動産は、借りるより買うこと！
第２章　　いまから勤労所得ゼロの時に備える！
第３章　　プロが教える住宅投資戦略！
第４章　　初心者向きな「投資クラブ」

本書は実例を中心にケーススタディとして、読みやすく仕上げてあります。ケーススタディが、単なる読み物ではなく、多くの資産家（地主）にとって、本書を通じ、少しでも資産防衛策のお役に立てれば幸いであると思い著者が書き上げた一冊です。

　　第１話　　突然の死　　　　　　　　　　第２話　　現状認識
第３話　　作戦会議　　　　　　　　　　第４話　　全体計画
第５話　　土地売却作戦開始　　　　第６話　　クロージング
第７話　　不動産鑑定評価　　　　　 第８話　　実勢価格の乖離　　　　　　　他

本書は、現実にあった事件をもとに再現して書かれてはいますが、登場人物や場所、
その他、構成を大きく変更させて頂いております。
また、当時の当事者の心象などえは、想像によるところも含まれております。
従いまして、フィクションとしてお楽しみ頂ければ幸いです。
ただし、著者、および当社社員は実在する人物です。
不動産コンサルタント始末記というタイトルの関係上、コンサルタントを中心にストーリーを
組み立ててあります。

本書は「間違いだらけの賃貸管理」というテーマで、当社会長の倉橋をはじめとして、プロパティマネジメント（ＰＭ）事業に関わる10名のスタッフが扱った事例をもとに、オーナーと入居者のためになる賃貸管理会社の正しい業務のあり方とはどういったものなのか、他社と比較検討した内容をまとめたものです。

本書は不動産投資で小金持ち「ミリオネア(１億円所有クラス)」になる方法が書かれている。
どのようにして物件購入を進めたか、CFネッツに出会うまでどのように過ごしていたか、などをまとめたものです。
「本当に大切な自由はただ一つ。経済的自由がそれだ。」

オーナーになるまでの道のりが分かる　不動産コンサルティングの現場から　1

この本のように、物件購入の依頼を買主から一任された現場の担当者のその後の動きを、ケースメソッドで紹介した本は、他に無いのではないだろうか？第一弾となる本書の内容は、担当不動産コンサルタントの、依頼者がオーナーになるまでに必要な手続きを手際よくこなす様子が中心となっている。

以下は本書の抜き出しである。

無事契約が終わり買主さんをお見送りすると、契約書類の写しを銀行へとＦＡＸする。いよいよここから銀行側の本審査が始まる。もっとも、銀行によっては仮審査や本審査などの境目を設けているところばかりでもなく、便宜的に「仮審査」という表現を使うところもあるようだ。当然、今日は日曜日なので銀行担当者とは連絡がつかない為、送付状に一言書き添えておく。「契約無事終了しました。ローンばっちり頼んますよ」「ばっちり」という言葉が銀行マンにプレッシャーになるとは思わないが、これでばっちりローンが通るに違いないと勝手に自己暗示する。
このローン審査で無事承認をえられれば、いよいよ決済（引渡し）に向けて進んでいくことになるが、その前に、金銭消費貸借契約と言って、金融機関との間で「お金を借りる契約」を締結する必要がある・・・・・・・・・・

売主と金融機関との交渉の様子がわかる　不動産コンサルティングの現場から　2

本書は「不動産コンサルティングの現場から１」の続編である。
この本のように、物件購入の依頼を買主から一任された現場の担当者のその後の動きをケースメソッドで紹介した本は、他に無いのではないだろうか？ 第二弾となる本書の内容は、担当不動産コンサルタントの、売り主との価格交渉や金融機関との融資交渉を苦戦しながら進める様子が中心となっている。

以下は本書の抜き出しである。

「6500万円ナラドウデスカ」
挨拶もそこそこに唐突に価格をぶつけられる。だからこそ、そこに「本気で早く売りたい」という気持ちを感じてしまった。ただ、6500万円だとまだまだ旨味のある購入価格ではないため、今の市況からファイナンスの状況、そして何故5800万円という買い付け価格になったのかを順を追って話していく。
「ウーン、デモ6300万円キルノハムリヨ、ダメナラホカアタルヨ」
6300万円で他に話を振られたら間違いなく成約になる。というか、6500万円でも成約にはなるだろう。でもさらに一押ししてみる。
「6200万円なら今すぐ買付承諾書を持って行けますよ」

不動産コンサルタント会社は、お客様が不動産を購入してオーナーになるまでの過程の取引を、お客様から一任される立場にある。
人生で何度とない高額な取引である不動産売買。 その取引を信頼して一任する相手が何を考え、どう行動しているのか。ここを知っておくことは、不動産投資で失敗しないために必須ともいえよう。 「不動産コンサルティングの現場から１」と合わせて読むことで、不動産取引の現場をより明確にイメージできるようになるはずである。