CF Net's:CFネッツ コンサルティングネットワークス トップページへ   倉橋不動産コンサル始末記 不動産投資/不動産セミナー/不動産コンサルティング
不動産コンサルタントの始末記。突然の相続対策、不動産投資の失敗への警告、不動産セミナー&ビデオ、書籍販売、不動産トラブル処理など、実務に即したコンサルティングを提供します。
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私たちの仕事は単に建物を建てるというものではありません。
これは住宅、賃貸住宅、商業施設であってもその建物に対するどのようなニーズがあるのか分析し最適な建築提案を行います。これは一級建築事務所でもあり不動産コンサルティング会社でもある弊社の「技」なのです。
書籍
不動産投資のジレンマを解消する
出口戦略・組合せ戦略 誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略
著者:猪俣 淳
(住宅新報社)
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著者:倉橋隆行
(住宅新報社)
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2010/3/4 Update
4/25開催:横浜:CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演猪俣淳の「大家実践塾」現役大家さんに聞く、大家さんの為のセミナー
2010/3/4 Update
4/17開催:金沢:CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演不動産投資実践塾「相続対策編」大人気不動産投資実践塾シリーズ最新講座!
2010/3/2 Update
4/17開催:東京:CFネッツグループ代表 倉橋隆行CPM講演「平成不況」を乗り切る 法人向け不動産活用術!CFネッツ不動産投資倶楽部「法人会員」本格始動!!
2010/3/2 Update
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2010/3/2 Update
4/16開催:東京:CFネッツコンサルタント藤原浩行CPMミニセミナー「あなたの家は寝てないか?」
2010/3/2 Update
4/9開催:東京:CFネッツコンサルタント山内真也CPM のミニセミナー「不動産投資初級セミナー」
2010/3/2 Update
3/26開催:東京:CFネッツコンサルタント藤原浩行CPM のミニセミナー「土地の先行取得買い換え特例の200%活用法」
2010/3/2 Update
セミナーDVD発売開始!CFネッツ不動産コンサルタント 猪俣淳講演 不動産投資実践塾相続対策編
2010/2/26 Update
4/6〜10開催:城ヶ島:CFネッツグループ代表 倉橋隆行CPM・CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演「不動産業務スタッフ新任者研修」不動産コンサルタント自ら実務を通して基礎から教えます!
2010/2/24 Update
4/6〜7開催:城ヶ島:CFネッツグループ代表 倉橋隆行CPM・CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演「倉橋塾」トップレベルの不動産コンサルタントを目指す、全ての方へ
2010/2/22 Update
5/29開催:東京:CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演不動産投資実践塾「相続対策編」大人気不動産投資実践塾シリーズ最新講座!
2010/2/22 Update
4/3開催:大阪:CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演不動産投資実践塾「1日集中講座」不動産投資実践塾の王道4講座を1日にまとめた「4in1」
2010/2/22 Update
4/3開催:新潟:不動産コンサルタント藤原浩行CPM・不動産コンサルタント野崎誠CPM・不動産コンサルタント古川喜代志CPM 「今押さえたい、不動産投資ファイナンス最新情報」&「収益物件購入会」
2010/2/21 Update
4/11開催:東京:CFネッツグループ代表 倉橋隆行CPM・不動産コンサルタント中元崇CPM講演少額投資から始める!「ワンルーム購入会」お待たせしました。"ワンルーム融資"復活の兆し有!
2010/2/21 Update
4/11開催:東京:不動産コンサルタント中元崇CPM講演「ワンルーム投資からの不動産投資」失敗しない不動産投資をするために最初に知っておいて欲しいこと
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『2010年版「短期集中講座 宅建講習DVD」セット』
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2010/2/13 Update
3/22開催:東京CFネッツ無料合同セミナー「失敗しない人生の設計と診断」MDRT会員ライフパートナーとお送りする失敗しない人生の歩き方!!
2010/2/13 Update
ミニフィールドワークセミナー2010年3月スケジュール決定!
2010/2/11 Update
3/26開催:東京:CFネッツコンサルタント藤原浩行CPMのミニセミナー「土地の先行取得買い換え特例の200%活用法」
2010/2/11 Update
3/12開催:東京:CFネッツコンサルタント藤原浩行CPM・井上由美子のミニセミナー住宅セミナー「今年こそ住宅を買おう!」
2010/2/4 Update
3/20開催:大阪:CFネッツグループ代表 倉橋隆行CPM・不動産コンサルタント 山内真也CPM講演「不動産投資スタートアップセミナー」失敗しないノウハウ大公開、今後の不動産投資と戦略
2010/1/17 Update
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2009/12/11 Update
4/24開催:東京:CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演不動産投資実践塾「資金調達編」どうすれば借りられるのか?実名を挙げて各金融機関のブラックボックスを明らかにします
2009/12/11 Update
3/20開催:東京:CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演不動産投資実践塾「危機管理編」不動産投資におけるリスクとは?その対処法は?
2009/12/10 Update
3/27開催:金沢:CFネッツコンサルタント猪俣淳CPM講演不動産投資実践塾「賃貸企画編」CPMであり一級建築士の「猪俣淳」が建築メーカーのカラクリを斬る!
2009/12/9 Update
3/13開催:富山:CFネッツゼネラルマネージャー猪俣淳講演「出版記念講演」全国縦断無料セミナー住宅新報社から「誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略」全国書店で大好評発売中
2009/11/29 Update
3/27開催:名古屋:CFネッツ代表倉橋隆行CPM講演「不動産投資術を活用した"相続対策"」守りから攻めの相続対策、資産は増やして減らさない!!
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HOME不動産コンサルティング倉橋隆行倉橋不動産コンサル始末記>過去の倉橋レポート 1997年9月号

          
昏迷を続ける「日本経済」はいつになったら回復するのか? 


某「大手生保」と「大手証券会社」が、本当に危ないらしい! これは、決して「週刊誌」の「ゴシック」ではない。

  最近、あちらこちらで「講演」したり、専門誌の「取材」を受けたりしているうちに、本当に仲の良い「仲間」が増え、 その「仲間」うちで「勉強会」やら、「研究会」やらを組んでは、定期的に情報のやり取りをしている。
  メンバーは「経営者」が圧倒的に多いが「弁護士」「税理士」「公認会計士」「不動産鑑定士」「大学教授」 「金融コンサルタント」「FP」等の専門職のひとも多く、おまけに「勉強熱心」なひとばかりである。
また、中には新聞、雑誌やTV等にも出て活躍しているひともいたりするから、実に「張り合い」があって楽しい。

  そんな「仲間」での食事の最中、突然、そんな話が飛び出したのである。

  仲間うちの非常に親しい「金融コンサルタント」が分析した結果らしいが、この件に関して私自身も充分ありえる事態である、 と考えている。

  日本経済は「景気が緩やかに回復?」して、「金利は上昇傾向にある?」というのが「一般的」な考え方のようであるが、 現状の日本の経済は「お役所」や「日銀」の考えているほど、生易しいものではない。 現状のままでは、今後も中堅クラスの「ゼネコン」や「デベロッパー」等はますます淘汰されてくるだろうし、それに伴って 「金融機関」も、再度、厳しい立場に追い込まれる、と考えられる。

だいたい今回の相次いで「倒産」した「ゼネコン3社」と「株価」が150円にも満たない「上場企業」にそれほど変わりはなく 「金融機関」としても現状はせめて一気にそれらが「パンク」しないように祈りながら徐々に順を追って処理を進めるしか 「逃げ切る」方法はないだろう。

  随分前の本レポートでも書いたことがあるが、ゼネコンやデベロッパー等は製造業のようなものであるから、 中堅企業といっても社員数はかなり多い。

  最近は、おまけに経費削減のために「アウトソ−シング」に企業体系を転化させながら、本業以外の赤字な事業を 拡大してきたのだから、社員以外にも、それらの企業に従事するひとの数は非常に多い。
おまけに、最近、倒産企業のほとんどの場合、連鎖倒産が急激に増えている。

ご承知のとおり、ゼネコンの場合は 「ゴルフ場開発」や「受託企業の債務保証」それに加えて「有利子負債」の「負担増」などであるから、 それらが一気に飛んでしまえば、とてつもない「負債」と救いようがないほどの「失業者」が増えてしまうことになる。

  当然「失業者」が増えれば「福祉」に関わる費用も増え、さらにそんなときに限って「公務員」のかずは減らさないから、 「政府」も「企業」も「公共団体」も財政は緊迫する。
「財政」が「緊迫」するから「税務署」は理屈をつけては「増税」して 厳しい取り立てを行う。そうなれば「中小企業」も「大手企業」も、また「個人」においても、 「金銭的な余裕」なんてなくなるから、無駄な「お金」は使わない。
無駄な「お金」を使わなければ「国内消費」は減退する。 そして「国内消費」が「減退」すれば、再度、対「アメリカ」との「貿易黒字」が増大し、日米間の「貿易摩擦」は加熱する。

  さて「日米貿易摩擦」が加熱すればどうなるか?
  なんだか「風が吹けば桶屋が儲かる」式の説明になってしまったが、今後も「ゼネコン」「ディベロッパー」、 あるいは「中堅の上場企業」が淘汰され、さらに、再び「輸出関連企業」に陰りが出てき、おまけに「金融機関」などはさらに 「不良債権処理」を強いられるとすれば、今後の日本経済はどうだろう。

結果的には、まだまだ「景気」なんて「回復」しないし、またこんな時期に 「金利」なんて上げようとすれば、先の「ゼネコン」「デベロッパー」その他の「有利子負債に苦しむ企業」の倒産時期が 早まってしまい「金融機関」等は更なる「不良債権処理」を強いられ「BIS(国際決済銀行)の規定」の自己資本比率は たちまち減ってしまう。従って、「金融機関」自身も危なくなってしまうから「金利なんて上げられない」 、のである。

おまけに、いま「金利」を上げるようなことになれば、「日米金利格差」が縮小し、不安定な「ドル」は売られ「円」が 買われることになる。

  いずれにしても、しばらくの間「日本の景気」は低迷する可能性は高いから、当然、「日本の株価」だって上がらない。 そこで「運用益」を見通して「商売」している「生命保険会社」は「日産生命」のように約束した「高利な配当」が 「仇」となり一段と厳しい環境を強いられるだろうし、「バブル」時代の経営体質が抜けない「証券会社」だって危ないに 決まっている。

   日経平均株価が19000円を割ったら、生保の「含み資産」は何もなくなるばかりか、「運用損」はさらに膨らむことになる。

  だらだらと「日本経済」について、過去の「本レポート」の「復習」みたいなことを書いてしまったが、いよいよ、 かつて予想してきたように「国際経済」は非常に「危険」な状態に入りつつある。

  「日本」は、戦後、急激な経済成長を遂げ、その稼いだ「お金」を「海外」に「大量な円借款」という形で「日本円」を ばら撒きつづけてきた、世界一の「債権国」である。それも、ほとんどが「自分の意志」で行ってきた「投資」ではなく、 「米国」の指示のまま「仕方なく」なんの担保も取らずに貸付けてきたものばかりだから、その「債権」についても、 「アメリカ経済」と非常に「関係」が深い。

みんなが「あやしい」と思いつつも「情報操作」で加熱しきった現状の米国株価が暴落すれば、ほとんど中身のない 「アメリカ経済」は終わってしまうし、当然「米ドル」も「暴落」する可能性は、充分ある。 そして「国際基軸通貨」に不安が生じれば「国際的なインフレ」が起こることになる。

  「物の価値が上がるインフレ」でなく「通貨価値の下がるインフレ」である。

  これは、かつて高度成長を続けてきた「日本人」が経験したことのないものであることには、間違いない。
  そして、それらが「終局」を迎え、人々や国々が「資本主義経済」や「為替本位制度」の「脆さ」や「空虚」さに気がつき、 現状の「世界の中心」が「米国」から「どこかの国」に移ることになるだろう。

  ついこの間までは「日本」が「有力候補」であった筈であるが、今では残念ながら「日本」ではなく、 また世間でいわれているような「アジア諸国」でもないだろう。

  この辺が安定しなければ「日本の景気」は回復しようがない、のである。  

  こんな「論理」は経済界のトップは「薄々」感づいているだろうし、ましてや「金融界」のトップである「日銀総裁」が 解らないわけはない。当然、それを承知で「景気は緩やかに回復している」などと、寝ぼけたことをいっているのだから、 よほど大きな「外圧」が掛かっているか、「嘘つき」かのどちらかである。

  「いかさま賭博」は、最初はいかにも「儲かる」ような演出がなされ、結局、 加熱したところで、いままでの「利益」を、全部もって行かれるものである。現状「ニューヨーク株式市場」も 「米ドル為替相場」も、先の「いかさま賭博」とさほど変わりはなく「賭場」に招かれた「客人」は、突如、負けがこみだし、 取り返そうと躍起になればなるほど「ぬかるみ」にはまり、結局、気がついたときには「元」も「子」も無くなってしまうものである。

そして「いかさま」に気がつき「文句」を言おうものなら、奥から「恐いお兄さん」が出てきて、脅かされるものだから 「気の弱い」「善良」な「客人」は何も言えなくなってしまう、ものである。

  かつて「本レポート」で、あの「日本のバブル崩壊」についての「危険度」を予測し、「崩壊後」も「長期的な景気の低迷」を 予測してきた。その中でも何度も書いてきたが、バブルの山が高ければ高いほど「ダメージ」は大きく、 期間が長ければ長いほど「ダメージ」は大きい。今回の「ニューヨーク株価」はそういう意味でも異常であり、 その株価に支えられた「景気」も異常である。

  仮に、この「巨大バブル」「国際的バブル」が「崩壊する」となれば、これを「ピンチ」ととるか「チャンス」ととるかは、 個人の「生き方」の自由である。 「住夢」という広告に「成功へのこころの科学」と題して私なりの考え方をすでに「65ヶ月」連載しているが、 その「掲載の第1号」は、

  よいことに喜び、また、悪いことにも喜ぶ。 いつも考え方のなかで、良い方向だと思うこと。というものであった。
私自身はこの日本経済の昏迷期は「1世紀」に何度もない「大チャンス」だと受け止めている。 「金利」を「政策的」に上げられない「日本経済」を襲う「国際的」な 「為替不安」「債権不安」による「インフレーション」。
  今後、生き抜くヒントは「物権主義」である。


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