借地権vs底地権、どちらが強力な権利なのか!(ちょっと気になる「借地権」の基礎知識 第3話/5)



昨日は、借地権と底地権の違いについてお話しました。一般的に土地所有者は「所有権」という権利を持っていて、その土地に関しては独占的に使う事が出来ます。この権利は地下にも空中にも及んでいますので、土地所有者に断りなくその領域を侵害する事は許されない事になっています。



ところで、地主さんの持っている権利は「所有権」です。但し、その土地を建物所有者に貸しているので、所有権と区分して「底地権」と呼ぶのです、というお話をしました。それでは一体、建物所有者が持つ「借地権」と、地主さんが持つ「底地権(所有権)」とでは、一体全体どちらがどれだけの価値が有るのでしょうか? この辺が、借地権で一番混乱する部分になります。


結論から説明しますと、一般的に底地権より借地権の方が強力な権利を持っています。それをお金に換算するには「相続税路線価図」を参考にするのが一番良い方法です。この図はこちらのサイトで確認する事が出来ます。

<財産評価基準書 路線価図・評価倍率表>

http://www.rosenka.nta.go.jp/index.htm



今日の借地権ワンポイント解説

相続税路線価図を確認すると借地権と底地権の価値が解る!



この表をどのようにして見ていくのかはの続きは次回をお楽しみに!


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