如何でしたか?
さて、今日はその種あかしをして行きますね!
今回、相続コンサルを差し上げたクライアントは長男さんです。
話を聞いてみると・・・、
「青色☓」は既に何年も前に他界されたご家族で、今回「赤色☓」の三女さんが死去された事に伴い、その相続財産を売却するために、相談にお見えになったという事例です。
そして、差し当たりの目標は「相続人の確定」になりますが、まず皆さんの中で、この家系図を眺めて、こんな疑問を感じた方はいらっしゃいませんか?
<疑問1>
長女から始まる7人兄弟が「子供達」だとすると、その上の世代は「親達」になるよな・・・? しかし、なんでこの家系図は「祖父・祖母」になっているのだろう? ちょっとこの家系図、おかしく無い?
もしあなたが、この疑問を持たれたのであれば、かなり目の付け所が鋭い方だと思います。
おっしゃる通り、「子」の上の世代は「親」ですから、いきなり「祖父・祖母」が出て来るのは家系図的にはおかしな話となります。
次に<疑問1>に気づかれた方の中で、このように推理した方はいらっしゃいませんか?
<推理1>
はは~ん! 一番上が「祖父・祖母」って事は、7人兄弟を「父・母世代」と読み、実はその下に「子世代(孫世代)」が、この家系図には隠れているな・・・? ひょっとすると!
もしあなたが、この点に気づかれたのでしたら・・・
おめでとうございます! あなたには、相続知識においては「上級者」称号を差し上げられます! 凄いですね!
さて、ここからは相続コンサルの実務をお話ししますね!
相続人確定作業においては・・・
<第一順位>
被相続人(今回亡くなった方)に配偶者や子供がいるか?
<第二順位>
第一順位に該当者が居ない場合、被相続人に実親はいるか?
まずこの2点をチェックします。
今回、三女さん(被相続人)は生涯独身のまま無くなっており、配偶者や子供は居ない・・・との話でした。又、家系図の通り、三女さんが死去した時点で、三女さんの実親も既に他界しているようです。つまり、この時点で相続人不在となります。
その場合は第三順位に進みます。
<第三順位>
被相続人(今回亡くなった方)に兄弟・姉妹はいるか?
ここでようやく、7人兄弟の検証が始まるのですが、家系図を見ると、既に5人は他界しており、残る兄弟は「長女」と「長男(今回のクライアント)」の2人となりますね!
ならば、相続人はこの2人かと言うと、実はそうならないのが相続の世界なのです!
続きは明日!
これを更に紐解いていくのが「相続人確定」コンサルなんです!
ね・・・、厄介でしょ?
そんな方々の力になるのが、不動産コンサルタントの本業なのです!
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株式会社 シー・エフ・ネッツ 相続コンサルチーム
不動産コンサルタント 藤原 浩行(CPM)
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