去る土曜日の事、（株）アーバネットコーポレーション様からのご依頼で、借地権に関するセミナー講師をさせて頂きました。私は第1部で借地権に関する基礎的なお話をさせて頂きましたが、会場入りしてご担当者に参加されるお客様のお住まいになっている地域を聞いた所、中野・杉並・武蔵野地区からのご来場が多く、ご年齢も60歳以降の方が多い、との情報だったので、その場でお話する内容を少し変更させて頂きました。
私は生まれも育ちも東京都中野区です。物心ついてから、おじいちゃんの家に遊びに行くと、おじいちゃんがいつも防空壕に連れて行ってくれました。私がとてもはしゃいでいたので、その顔みたさに毎回連れて行ったのでしょうね！ ご参加者の顔を見てふと、そんな記憶が蘇ったので、お話すればきっと共感して頂けるものがあるのでは？ と思い、お話させて頂きました。
▲借地権問題スッキリ解決セミナー開始前にパチリと撮って頂きました▲
▲借地権問題スッキリ解決セミナーのチラシ、当日は満員御礼でした！
私が自己紹介でいきなり「防空壕で遊んでました！」と切り出したもんで、かなり印象深く映ったのでしょう。その後は、私の話を熱心に首を振って頷きながら聞いて頂いているお客様が多数確認出来て、とても嬉しかったです。有難うございました！
私の育った街、中野・杉並地区は、戦争で焼け残ったがゆえ、古き良き日本の「助け合いの精神」が基本になっている借地権が非常に多い地域です。その時代は「困っている時はお互い様！」精神で、明確な取り決めも無かった借地権・底地権が、月日が経過し代が変わり、高度成長で土地の価値が上がり、していくうちに難しい権利の一つになってしまいました。
ご来場者それぞれに色々なお悩みを抱えてのご来場なのでしょうが、一刻も早く問題解決すると良いなぁ～と、話しながら思いました。
今日も最後までお読み頂き有難うございました。
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