美術館のご紹介

澤田痴陶人美術館は平成23年6月
神奈川県三浦市が策定した「下町城ヶ島地区活性化プロジェクト」に基づく、
活性化事業の一環として開設されました。

三浦市三崎町の中心的な観光スポットである「産直センターうらり」の前に位置し、
付近には三崎銀座商店街など、地元、三崎港の海の幸が堪能できる飲食店も数多く点在します。

当館は美術館としての機能はもとより「三崎観光案内所」として周辺地域の活性化を目的に、
建造物の大規模改修、コレクション収集など ゼロからの施設作りが始まりました。

道行く人が必ず目を奪われる斬新かつ大胆な外観は、「観光案内所」として、
人々に愛され、三崎の街のシンボルでありたいという館長である倉橋隆行の願いが込められています。

倉橋自身が三浦市で経営するホテル「城ヶ島遊ヶ先リゾート」で使用する食器類を仕入れるために
日本中を奔走して出会ったのが、陶芸家澤田痴陶人（1902－1977）です。

当館では、倉橋自らが収集し、愛蔵してきた陶芸家、澤田痴陶人の作品を中心に公開しております。

イギリスの大英博物館において日本人陶芸家初の個展を開催されるほどの人物である、澤田痴陶人は、
そのデザインにおける斬新さが時代に早すぎた“知られざる陶芸家”としてNHKをはじめ、
各メディアに取り上げられたほどです。
（澤田痴陶人についての詳細はこちらをご覧ください。）

澤田痴陶人美術館では、実際に、当時大英博物館に展示された作品に加え、
痴陶人本人が手がけたオリジナル作品を計50点ほど所蔵しております。

倉橋が、「食器は“普段使いができる美術品”」と表現したように、
「生活の一部に美術品が自然と溶け込む美術館」をコンセプトに、
当館のような商品販売をメインとした美術館が完成いたしました。

その1階ショップでは、痴陶人がデザインした食器類を販売しており、
美術館で目にした作品のレプリカ(※)をお買い求めいただくことができます。

（※レプリカに関して
痴陶人のデザインは代々引き継がれており、現在は第4代目にあたる江良重幸氏を中心に
3名のデザイナーが、注文が入る都度ひとつひとつ絵付けを行っています。）

本ホームページで販売している商品と同じものが店頭で販売しておりますが、
ぜひ一度当館に足をお運びいただき お時間の許す限り、
実際に目で見、手で触れてお気に入りの商品をお選びいただければ幸いです。

なお、当館では入館料300円を頂戴しておりますが、
来館当日に商品をお買い求めいただいた方には代金から300円OFFとさせていただきます。

当館が三崎へ観光に来られるお客様はもちろん、
地域の皆様にも愛され多くの人々が集う憩いの場としての美術館となるよう、
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

澤田痴陶人美術館ギャラリー2F、B1F

当美術館自慢の痴陶人作品をご覧んください。痴陶人の自由奔放な筆使い、鮮やかな色彩など本物の迫力をご体感いただけます。

痴陶人に関する様々な資料

当美術館では痴陶人に関する様々な資料をご覧いただくことができます。当時の貴重な新聞記事や痴陶人に関する書籍など、痴陶人をより深く知っていただく為にご用意いたしましたので、作品とあわせ、ぜひこちらもご覧ください。

澤田痴陶人美術館併設ショップ

美術館併設のショップにて痴陶人のレプリカ食器、書籍を中心に販売しております。大変貴重な痴陶人本人の作品も伊万里陶苑の鑑定書付きで販売しております。ご希望の方は美術館スタッフまでご相談ください。

大人　300円
中学生以下無料(ただし大人の入場者が同伴する場合に限ります。)

※当館の併設ショップにて食器をお買い上げの際に300円の割引券としてもご利用いただけます。

より大きな地図で 澤田痴陶人美術館 を表示

住所：〒238-0243　神奈川県三浦市三崎4-8-11
電話番号：046-881-0020
FAX：046-881-0021
営業時間：12:00～18:00
定休日：火曜日・水曜日
※詳しくはサイドバーにある営業日カレンダーをご確認ください。

※三崎口駅まで
電車：京浜急行「三崎口駅」下車
車：横浜横須賀道路、衣笠I.C.下車→三浦縦貫道路を南下約20分

※三崎港まで
バス：「三崎口駅」からバスにて「三浦港バス停」下車