敬老の日とタニタが取り組む再雇用

9月17日は敬老の日。
ご存知のとおり、多年にわたり社会につくしてきた年配者を敬愛し長寿を祝う日です。

トップクラスの長寿化が進み、年金の受給年齢が先延ばしされる中で、高齢世代の活用に、企業もそれぞれに独自に取り組みをしています。

宅配業最大手のヤマトHDでは、60歳で定年を迎えたドライバーに対し、本人の希望を考慮し、子会社の派遣会社への移籍を行っている。その会社では、パート勤務により幼稚園や病院のバスの送迎、その他配送業務などを行っているそうです。

そして、もうひとつユニークな取り組みを行っているのが、タニタです。
タニタといえば、社員食堂という通常コスト部門であり、福利厚生施設を収益化し、かつ、それを効果的にPRすることで、従業員満足の向上も図るという「戦略的福利厚生」で有名になった会社ですが、

同社では、60歳で定年を迎えた社員に対し、再雇用の受け入れ先としてタニタ総合研究所を設立しました。こちらは、先述の社員食堂同様、外部に委託していた業務の内製化として、ビル管理や機器リースを手がけることで、コスト削減と雇用確保を行っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です