富士山&きれいな海。そして、おいしい食事。

三浦半島 最南端の街「三崎」。ここには、絶景と堪能が隠されている。

神奈川県、三浦半島の最南端の街「三崎」を知らない人は多いだろうが、「三崎港」といえば、誰でもマグロの街、魚のおいしい街だと誰でも気が付くだろう。ここ数年の間に、すっかり「漁港」としてのイメージから、「観光」の街として進化している。しかし、ただの進化ではない。綺麗な海に富士山が浮かぶ絶景だけではなく、この海からの産物をその場で料理して食べることで、海産物本来の味を堪能できる。さらに、日本の古き良き時代の建物を再生させた建物も多く、古来の日本をタイムスリップした体験ができる。そんな「三崎」の中から、あまり知られていない観光スポットをこっそりお教えします!

 

三崎・城ヶ島が注目を浴びてきた理由

三崎・城ヶ島のイメージ画像三崎港と言えばマグロが有名ですが、マグロ以外にも様々な新鮮地魚を使用した料理が楽しめることが観光客の間で、近年注目されるようになってきている。特に東京の「築地市場」が豊洲に移転したことで、近隣の市場が注目され、その中でも都心から1時間ちょっとで移動できる場所にある「三崎港」が注目されている。なかでも三崎港の中心にある三崎銀座商店街は、日本の昭和時代をそのままを残したような建物が立ち並び、古き良き時代を再現している。最近はその町並みを活かした飲食店も出来始め、おいしい料理を提供している。

 

また、この商店街には、ユネスコ無形文化遺産で国指定重要無形民俗文化財の「チャッキラコ」という民族舞踏を解説し、日本の民俗文化の昭和時代の生活を再現する「チャッキラコ三崎昭和館」や、日本人で初めて大英博物館で個展を開いた「澤田痴陶人博物館」などもあり、日本の文化にも触れられ、外国人の方にも人気がある。今回はそんな中から、お勧めできる観光スポットをご紹介いたします!

 

飲食店

三崎港 蔵(くら)

三崎港 蔵

蔵造りの建物で味わう本格日本料理

ミシュランガイドにも掲載された本格的な日本料理店。ここは本格的な日本料理はもちろん、カウンターでの炭火焼料理なども楽しめ、外国人にも人気のお店だ。また、驚きなのは蔵造りの建物だけでなく、日本人で初めて大英博物館で個展を開いた陶芸作家「澤田痴陶人」のデザインした器を使い、目で見ても楽しめる料理となっている。

 

手打蕎麦 葉山商店

手打ち蕎麦葉山商店

温泉水と最高級そば粉を使った手打ち蕎麦

築140年を超える本物の蔵造りの建物をリノベーションした「手打ち蕎麦 葉山商店」。毎年、選ばれた産地から最高級そば粉を仕入れ、それを三崎の海南神社でいただいた「御神水」を使って打った本格的手打ち蕎麦を提供している。この蕎麦は、体に良いとされ、東京からも食べに来る人も多い。また季節ごとに採れる三浦野菜と、三崎港で水揚げされる地魚の天ぷらもオススメ商品となっている。

宿泊施設

酒宿(しゅやど)山田屋

酒宿(しゅやど)山田屋

1日限定1組の酒宿(しゅやど)で仲間との団欒を楽しむ!

築100年以上の酒屋をリノベーションして、泊まれる酒屋「酒宿(しゅやど)」が完成しました。酒屋の隣にある門をくぐれば、そこは別世界が広がります。宿泊は1日限定1組の貸切なので、お客様の自由にお使いいただけます。客間は10畳と8畳の続き間にありますので、8人くらいまでは宿泊が可能です。キッチンやお風呂、トイレといった設備も綺麗に修繕しましたので、きっと満足いただけるかと思います。ご家族や団体、大切な人との団欒等に是非ご利用ください。

古民家の旅宿

古民家の旅宿

蔵造りの古商家で自由気ままなひと時を

かつては金物屋を営み、長い歴史を刻んできた古商家は、簡易宿泊所「古民家の旅宿」として生まれ変わりました。商家らしい広い玄関の土間で仲間同士語り合ったり、近場で出前を取りゆっくり食事をしたり、食材を持ち込み料理をしてみたりと。アイディア次第で様々な活用ができます。日本にあまり存在しない、蔵造りの古商家で仲間同士自由気ままなひと時を過ごしませんか?